ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2019年8月> 子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第15次報告)及び児童相談所での児童虐待相談対応件数

 

令和元年8月1日

【照会先】

子ども家庭局家庭福祉課

○別添1について

保健指導専門官  中森 愛 (4894)

主 査        青山 祐子 (4897)
 

○別添2について

課 長 補 佐   大野 久 (4874)

係 長        野中 和徳 (4865)

 

○別添3について

児童福祉専門官  佐藤 剛 (4863)

情報支援専門官  末武 稔也 (4864)

 

(代表) 03(5253)1111

(直通) 03(3595)2166

 

報道関係者各位

 

子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(第15次報告)、平成30年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数及び「通告受理後48時間以内の安全確認ルール」の実施状況の緊急点検の結果
 

1 子ども虐待による死亡事例等の検証結果等について(別添1)

 

  児童虐待防止法に基づき、虐待による死亡事例等の検証を「社会保障審議会児童部会児童虐待等要保護事例の検証に関する専門委員会」で実施。
この度、第15次報告を公表。

  対象は平成29年4月1日から平成30年3月31日までの子どもの虐待死事例。
  ア 対象期間に発生又は表面化した
     心中以外の虐待死事例は 50例(52人) (28年度:49例(49人))
     心中による虐待死事例は 8例(13人) (28年度:18例(28人)) 
  イ 心中以外の虐待死事例で死亡した子どもの年齢は、
     0歳が28人(53.8%)と最も多く、      (28年度:32人(65.3%))
     うち月齢0か月が14人(50.0%)       (28年度:16人(50.0%))

 

 

2 平成30年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数(速報値)(別添2)

 

  平成30年度中に、全国212か所の児童相談所が児童虐待相談として対応した件数は159,850件(速報値)で、これまでで最多の件数となっている。
  (主な増加理由)
  ○心理的虐待に係る相談対応件数の増加
  ○警察等からの通告の増加
  (参考)平成29年度の児童相談所での児童虐待相談対応件数 133,778件


 

3 「通告受理後48時間以内の安全確認ルール」の実施状況の緊急点検の結果(別添3)

 

  平成30年7月20日から令和元年6月7日までの間に、児童相談所において虐待の疑いがあるとして通告を受けたものについて調査を実施。
 虐待通告を受けた件数(子ども数)153,571人に係る現認状況は以下の通り。
  ○ 48時間以内:139,617人(90.9%)
  ○ 48時間超 : 11,984人
    ・緊急性が高いと判断した件数:415人(0.3%)
        全件について家庭訪問や関係機関での現認や立入調査、出頭要求により安全を確認。
    ・緊急性が低いと判断した件数:11,569人(7.5%)
                        
   → 緊急全国児童相談所長会議(R1.6.7)で、緊急性の判断や子どもの安全確認ができない場合の対応についてのルールを徹底
 


 

 

 

 

 

 

 

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