新谷仁美、13年ぶりマラソン挑戦 目標は「みなさん気付かれてると思う」日本新へ含み

 陸上女子1万メートルとハーフマラソンの日本記録保持者の新谷仁美(33)=積水化学=が1日、3月6日の東京マラソンに向けた記者会見をオンラインで行った。

 新谷は2007年2月に東京マラソンで初マラソン初優勝。フルマラソンは09年の名古屋国際女子を自己ベストの2時間30分58秒で走って以来、13年ぶりの挑戦となる。「(1万メートルで21位だった)東京五輪の結果をずるずる引きずってる部分があって。どうにか戦いたいと、今まで遠ざけていた一番苦手なマラソンに挑戦しようと決めました」と経緯を説明した。

 目標については、「タイムは言えませんが、みなさんも気付かれてると思う」と、野口みずきさんが05年に出した2時間19分12秒の日本記録更新へ、含みを持たせた。

 東京マラソンは今夏の世界選手権や、24年パリ五輪選考会として23年秋に開催される「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)の選考会を兼ねている。新谷は今後について、「正直東京マラソン以降の予定は一切考えていない。私が一つ一つの試合にかけているので、理想とするものをその大会で出したい気持ちだけです」と話した。

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