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【東京マラソン】ロスは10秒、10キロ過ぎでの『コース間違え』に優勝のキプチョゲのエージェントは「ノープロブレム」

2022年3月6日 13時43分

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東京マラソンの男子で2時間2分40秒をマークし、優勝したケニアのエリウド・キプチョゲ(代表撮影)

東京マラソンの男子で2時間2分40秒をマークし、優勝したケニアのエリウド・キプチョゲ(代表撮影)

 東京マラソン(東京新聞など共催、東京中日スポーツ後援)が6日、東京都庁前から東京駅前・行幸通りの42・195キロを舞台に2年ぶりに開催された。今回優勝したエリウド・キプチョゲ(37)=ケニア=ら先頭集団が、10キロ過ぎの地点でコースを間違えるハプニングについて、平塚和則東京陸上協会理事長が弁明した。
 世界記録更新ペースで走っていた先頭集団の何人かが、10キロ過ぎで一時コースを外れて引き返し、10秒ほどのロスが出た。これについて平塚理事長は「報道の中継車が選手の前にいて、その車がUターンして迂回するときに選手がついていってしまった」と説明。「誰に責任があるかというと難しい。そこにいた審判を呼んで話しを聞いたが、なかなか車が大きいので、立っているとひかれると思ってよけていたら車がいってしまった。戻ったら選手が車についていっちゃったということらしいです」と話した上で、「こうした問題がないよう、調査、分析したい」と誓った。
 早野忠昭レースディレクターは、キプチョゲのエージェントとレース後に話したと言い「『ノープロブレム(問題ない)』だと話していたので安心した。かなり影響するかと思ったが、その区間は10秒ほどロスしたが、その後のペースは1キロ2分54秒と戻ったので安心しました」と話した。

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