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記録ID: 2406988
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沢登り
祖母・傾

【沢登り】藤河内渓谷の絶景、ラストの大滝に感動した

2020年06月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
wakatakeya その他10人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:34
距離
5.4km
登り
485m
下り
480m
歩くペース
ゆっくり
2.32.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:09
休憩
0:00
合計
6:09
8:53
369
15:02
ゴール地点
天候 曇り 入渓時気温18.6℃、最高気温23℃
過去天気図(気象庁) 2020年06月の天気図
アクセス ヤマノート
装備準備編 https://bit.ly/2Z5RDYq
遡行技術編 https://bit.ly/3ewpjVD
コース状況/
危険箇所等
遡行グレード:1級(初心・初級者向)
・登攀系ではない。従って高巻きも少ない。釜泳ぎあり。
・ナメも多いのでフェルト底も良いが、ぬめりの無い箇所では圧倒的にラバーソールが効く。個人的にはラバー推奨。
・沢に沿って遊歩道があるのでエスケープしやすい。
・この時期では水温が20度以下なので水に漬かりっぱなしだとかなり寒い。
・ヤマビルが多い。下山時の遊歩道で張りつかれるようだ。肌の露出をせず、塩や忌避剤を塗ってから下山したい。
その他周辺情報 ■藤河内渓谷キャンプ場
受付は「湯~とぴあ」で、500円/張。トイレ・炊事場あり。水は山水を引いているとの事なので、不安な人は煮沸か持参を。
http://saiki-kankou.com/ume/2018/11/1398

■藤河内湯~とぴあ
ちんまりとして懐かしい雰囲気の小さな温泉。シャンプー・リンス・石鹸・ヘアドライヤーあり。温泉利用者は駐車場で車中泊が無料でできる。受付17時まで、大人430円。
http://saiki-kankou.com/ume/2018/09/7499
土曜の往路、久しぶりに大分道からの由布岳見たわ
土曜の往路、久しぶりに大分道からの由布岳見たわ
キャンプ場に到着したらぶっ倒れているドヤヤンと遭遇
キャンプ場に到着したらぶっ倒れているドヤヤンと遭遇
みんなすっかり出来上がってて、追いつくのが大変(笑)
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みんなすっかり出来上がってて、追いつくのが大変(笑)
入渓前の集合写真。ハル姐さんは二日酔いで参加できなかったという(笑)
2020年06月21日 08:18撮影 by  SCV40, samsung
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6/21 8:18
入渓前の集合写真。ハル姐さんは二日酔いで参加できなかったという(笑)
入渓後にドヤヤンとラララの2人は先行させ、残りのメンバーをコメちゃんが引率する
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入渓後にドヤヤンとラララの2人は先行させ、残りのメンバーをコメちゃんが引率する
女性陣にはほぼお助け紐を出して登らせた
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女性陣にはほぼお助け紐を出して登らせた
僕とコメちゃんはなるべく巻かずにトライする
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僕とコメちゃんはなるべく巻かずにトライする
この時点では全員が元気!
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この時点では全員が元気!
だが「おうけつ谷」の釜で事件は起きる
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だが「おうけつ谷」の釜で事件は起きる
3人が水流から抜け出せず、泳げないミーボーがパニックになる。メットがずれて前も見えず、コレは怖かっただろう
2020年06月21日 09:03撮影
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6/21 9:03
3人が水流から抜け出せず、泳げないミーボーがパニックになる。メットがずれて前も見えず、コレは怖かっただろう
宙ちゃんが後方から近づき「足を前に投げ出せ」と姿勢指示を出してパニック脱出
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宙ちゃんが後方から近づき「足を前に投げ出せ」と姿勢指示を出してパニック脱出
ミーボーは「本当に溺れると思った」と述懐。次からライフJKTを着せようか
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ミーボーは「本当に溺れると思った」と述懐。次からライフJKTを着せようか
それにしても渓相が素晴らしい
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それにしても渓相が素晴らしい
どこで写真を撮っても絵になる
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どこで写真を撮っても絵になる
さて3人は百枚平で脱渓
2020年06月21日 10:11撮影 by  SCV40, samsung
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6/21 10:11
さて3人は百枚平で脱渓
T君の初沢登りはどうだったろうか?
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T君の初沢登りはどうだったろうか?
また盛夏に来ような
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また盛夏に来ような
二俣でランチ休憩した
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二俣でランチ休憩した
下山してきた先行2人と一緒に撮影
2020年06月21日 11:55撮影 by  SCV40, samsung
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6/21 11:55
下山してきた先行2人と一緒に撮影
ミニゴルジュを泳いで突破するチャリンコ
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ミニゴルジュを泳いで突破するチャリンコ
僕はステミングでの突破を試みる
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僕はステミングでの突破を試みる
ナメ床は滑る
沢が行き止まったその先には…
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沢が行き止まったその先には…
美しい滝が僕らを待っていた
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美しい滝が僕らを待っていた
2020年06月21日 13:54撮影 by  SCV40, samsung
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6/21 13:54
登るフリだけでもするチャリンコ
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登るフリだけでもするチャリンコ
ホントに楽しい沢だった
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ホントに楽しい沢だった
今回のリーダー・コメちゃん、ありがとう!メンバーのみんな、お疲れさまでした★
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今回のリーダー・コメちゃん、ありがとう!メンバーのみんな、お疲れさまでした★
脱渓後チェックしたらヤマビルが9匹も付いてきてたイオタン。僕には1匹も付いてないのになぁ
2020年06月21日 15:10撮影 by  SCV40, samsung
6/21 15:10
脱渓後チェックしたらヤマビルが9匹も付いてきてたイオタン。僕には1匹も付いてないのになぁ

感想

藤河内渓谷は祖母傾国定公園内に位置し、巨大な花崗岩の一枚岩を桑原川が長い年月をかけて刻んだなめらかな曲線美が特徴の谷だ。

桑原川は延岡市で太平洋へ流れ込む北川の支流で、源流域にはいくつもの魅力的な沢がある。新百姓山に向かう吉小屋谷、夏木山を仰げば鋸切谷に夏木谷、桑原山方向には七年谷とどれも初心〜初級者向けの沢とされている。

さて、そこで今回の立松谷。
約2.7km先にある観音滝を目指し遡行することにした。メンバーは総勢で11名もの大所帯となった。午前8時30分に入渓、気温は18.6℃、水温はおそらく15℃に満たない。ウエットスーツを着用していないメンバーは寒いだろう。それでも沢に降り立てば、なめらかな曲線を描く岩肌に歓声が上がった。

ここには無数の甌穴(おうけつ)があり、独特の景観をつくっている。おうけつ谷の釜は美しいエメラルドグリーンに輝いていたが、水流に巻かれて取りつきにたどり着けない者が続出。ここでパニックになったミーボーは(溺れて死ぬ)と思ったらしい。

行程の1/3まで進んだ百枚平のあたりで3名がエスケープ。
前夜祭で飲みすぎて参加自粛となったもの1名、先行していた2名を除き、ここで11名のメンバーは5名にまで減った。さらに進みナメ床が二俣になっている あけぼの平でランチ休憩。先行していた2名がちょうど戻ってきたので、一緒に1名が下山。

ということで4名のメンバーで終点をめざすことになった。人数が減ったのでロープ出しもなくなりスピードアップ。思い思いに小滝やミニゴルジュを越えて楽しんで進んだ先にたどり着いたのは、息をのむ美しさの大滝だった。観音滝、落差は約73.4m。その美しさをぜひ下の動画でも観てもらいたい。



今回の遡行は、噂にたがわぬ美しい渓相に大満足だった。中間でエスケープしたメンバーも、また盛夏にリベンジしてはどうだろうか。あと、今後は初日に沢登りを楽しんでから夜の宴会、翌日にのんびりと帰る、というスケジュールの方が安全でいいんじゃないかと思ったので、今後の企画時に相談します。

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コメント

お疲れ様でした❗
皆さんだとは思いもしませんでした〜
先行するお二人も同じグループ
だったんですね……
もう少し自分が遅く下りて来たら
休憩中に出くわしたかもですね〜
2020/6/22 16:37
クロちゃん>Re: お疲れ様でした❗
白っぽいジャケットの登山者が下山してるのを見かけましたが、もしやクロちゃんだったですか?それにしてもヤマビルは気持ち悪かったですね〜 同行者は9ヶ所も張りつかれてましたよ 。僕は下山時も石の上を歩いていたせいか、1匹も付いてませんでしたが。
2020/6/22 20:04
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