【沢登り】藤河内渓谷の絶景、ラストの大滝に感動した
- GPS
- 06:34
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 485m
- 下り
- 480m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:09
天候 | 曇り 入渓時気温18.6℃、最高気温23℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年06月の天気図 |
アクセス |
ヤマノート 装備準備編 https://bit.ly/2Z5RDYq 遡行技術編 https://bit.ly/3ewpjVD |
コース状況/ 危険箇所等 |
遡行グレード:1級(初心・初級者向) ・登攀系ではない。従って高巻きも少ない。釜泳ぎあり。 ・ナメも多いのでフェルト底も良いが、ぬめりの無い箇所では圧倒的にラバーソールが効く。個人的にはラバー推奨。 ・沢に沿って遊歩道があるのでエスケープしやすい。 ・この時期では水温が20度以下なので水に漬かりっぱなしだとかなり寒い。 ・ヤマビルが多い。下山時の遊歩道で張りつかれるようだ。肌の露出をせず、塩や忌避剤を塗ってから下山したい。 |
その他周辺情報 | ■藤河内渓谷キャンプ場 受付は「湯~とぴあ」で、500円/張。トイレ・炊事場あり。水は山水を引いているとの事なので、不安な人は煮沸か持参を。 http://saiki-kankou.com/ume/2018/11/1398 ■藤河内湯~とぴあ ちんまりとして懐かしい雰囲気の小さな温泉。シャンプー・リンス・石鹸・ヘアドライヤーあり。温泉利用者は駐車場で車中泊が無料でできる。受付17時まで、大人430円。 http://saiki-kankou.com/ume/2018/09/7499 |
写真
感想
藤河内渓谷は祖母傾国定公園内に位置し、巨大な花崗岩の一枚岩を桑原川が長い年月をかけて刻んだなめらかな曲線美が特徴の谷だ。
桑原川は延岡市で太平洋へ流れ込む北川の支流で、源流域にはいくつもの魅力的な沢がある。新百姓山に向かう吉小屋谷、夏木山を仰げば鋸切谷に夏木谷、桑原山方向には七年谷とどれも初心〜初級者向けの沢とされている。
さて、そこで今回の立松谷。
約2.7km先にある観音滝を目指し遡行することにした。メンバーは総勢で11名もの大所帯となった。午前8時30分に入渓、気温は18.6℃、水温はおそらく15℃に満たない。ウエットスーツを着用していないメンバーは寒いだろう。それでも沢に降り立てば、なめらかな曲線を描く岩肌に歓声が上がった。
ここには無数の甌穴(おうけつ)があり、独特の景観をつくっている。おうけつ谷の釜は美しいエメラルドグリーンに輝いていたが、水流に巻かれて取りつきにたどり着けない者が続出。ここでパニックになったミーボーは(溺れて死ぬ)と思ったらしい。
行程の1/3まで進んだ百枚平のあたりで3名がエスケープ。
前夜祭で飲みすぎて参加自粛となったもの1名、先行していた2名を除き、ここで11名のメンバーは5名にまで減った。さらに進みナメ床が二俣になっている あけぼの平でランチ休憩。先行していた2名がちょうど戻ってきたので、一緒に1名が下山。
ということで4名のメンバーで終点をめざすことになった。人数が減ったのでロープ出しもなくなりスピードアップ。思い思いに小滝やミニゴルジュを越えて楽しんで進んだ先にたどり着いたのは、息をのむ美しさの大滝だった。観音滝、落差は約73.4m。その美しさをぜひ下の動画でも観てもらいたい。
今回の遡行は、噂にたがわぬ美しい渓相に大満足だった。中間でエスケープしたメンバーも、また盛夏にリベンジしてはどうだろうか。あと、今後は初日に沢登りを楽しんでから夜の宴会、翌日にのんびりと帰る、というスケジュールの方が安全でいいんじゃないかと思ったので、今後の企画時に相談します。
コメント
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皆さんだとは思いもしませんでした〜
先行するお二人も同じグループ
だったんですね……
もう少し自分が遅く下りて来たら
休憩中に出くわしたかもですね〜
白っぽいジャケットの登山者が下山してるのを見かけましたが、もしやクロちゃんだったですか?それにしてもヤマビルは気持ち悪かったですね〜 同行者は9ヶ所も張りつかれてましたよ 。僕は下山時も石の上を歩いていたせいか、1匹も付いてませんでしたが。
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