夏のオフィススタイルで重宝するのが、フォーマル感を演出しながら涼しさも叶えてくれるノースリーブトップだ。エルメス(HERMES)から登場したのは、落ち着きのあるカーキをベースに、シンメトリーに白のラインを施した端正なデザインの一着。合わせるパンツも深めのグリーンをチョイスしてワントーンでまとめれば、洗練されたモダンな印象に仕上がる。
大人のパーティールックの参考にしたいスタイルが、サンローラン(SAINT LAURENT)からお目見え。ノースリーブの程よい肌見せとシークインの煌めきで、スタイリッシュなブラックコーデをセンシュアルにアップデートした。足もとはポインテッドトゥのハイヒールで、レディなアクセントを添えるのがお約束。
壮大なラベンダー畑でコレクションを発表したジャックムス(JACQUEMUS)では、巧みにジェンダーをミックスしたこちらのルックに注目を。ボディラインを強調するピンクのタンクトップに、ゆったりとしたシルエットのダンディなパンツを合わせることで、男性性と女性性をユニークに融合した。インパクトのある特大バッグからは、ジャックムスらしい遊び心が感じられる。
「夏の夜」をテーマにしたフェンディ(FENDI)のコレクションからはこちらのルックがエントリー。ブラウンのニットトップを夏らしく着こなすなら、ボトムにはシースルー生地で仕立てられたヌーディーなスカートを合わせて抜け感を演出するのが◎。あえてアクセサリーは付けず、バッグやシューズも同系色で揃えたら、ナチュラルなムード漂う装いに。
グラフィカルなスカートにも引けを取らず、しっかりと存在感を放つ一着をジマーマン(ZIMMERMANN)のランウェイで発見。ストラップに斬新なひねりが加えられたタンクトップには、中にもう一枚レイヤードすることで肌見せを調節しながらユニークさをプラス。シューズは服にリンクしたホワイトをチョイスすれば、色柄ミックスでもまとまりのあるスタイリングに。
Catwalk Photos: Gorunway.com Editor: Masayo Ugawa