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史上最多優勝誇る王者アーセナルが4回戦で敗退…サウサンプトンが1点守り切り16強へ!

FAカップ4回戦が23日に行われ、サウサンプトンとアーセナルが対戦した。

新型コロナウイルスの影響で延期となった3回戦を制したサウサンプトンと、延長戦でニューカッスルを下した王者アーセナルの一戦。サウサンプトンは現状のベストメンバーと言える布陣で臨み、アーセナルはラカゼットやサカら主軸がベンチスタートに。オーバメヤンも個人的な事情によってメンバー外となった。

両者積極的に入った立ち上がり。14分、サウサンプトンは右サイドからボックス内にドリブルで侵入したアダムスが強烈なシュートを放つが、守護神レノが見事なセーブで防ぐ。一方のアーセナルは16分、狙い通りのFKでフリーとなったマルティネッリにボールが渡るが、シュートがミートしなかった。

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すると24分、サウサンプトンが先制に成功。左サイドから繋いでサイドを変えると、ウォーカー=ピータースがDFとGKの間にクロスを入れる。これがガブリエウに当たり、そのままネットに収まった。ホームチームが先手を取る。

押し込むサウサンプトンは、29分にもイングスが強烈なボレー。さらに鋭いプレスでアーセナルの攻撃を許さない。44分にもウォード=プラウズの直接FKでチャンスを作るなど、良い形で前半を終える。

リードするサウサンプトンは50分、ロングパスに反応してDFラインの裏を取ったイングスがポスト直撃のシュートが、オフサイドの判定に。押され気味のアーセナルは58分、トーマスとサカを投入。直後にはCKのこぼれ球をホールディングが押し込みに行くが、枠の上へ外れた。66分にはDFラインの背後を取ったエンケティアが決定機を迎えたが、シュートはGKの好セーブに防がれる。

良い流れを作るアーセナルは、71分にベジェリンに代えてラカゼットを投入。交代枠を使い切り、勝負に出る。その後は猛攻を仕掛け、サウサンプトンを自陣に押し込むが、なかなかゴールにつながらない時間が続く。

結局、試合は1-0で終了。サウサンプトンはベスト16に進出し、5回戦でウォルバーハンプトンと激突する。一方史上最多優勝(14)を誇る前回王者アーセナルは、4回戦で姿を消した。

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