村民の”出会い”任せて 熊本・南阿蘇村、少子化対策で「婚活大使」と「サポーター」新設

南阿蘇村婚活大使に就任した荒木直美さん(右端)と婚活サポーターの村民ら=同村

 熊本県南阿蘇村は、少子化対策として、村民の出会いを支える「村婚活大使」と「婚活サポーター」を新設。婚活コーディネーターとして活動する熊本市の荒木直美さん(55)に大使を委嘱し、サポーターに村民の男女5人を選んだ。結婚を望む村民の情報を交換し、出会いのきっかけをつくる。

 荒木さんは全国で婚活イベントを企画。約2千組のカップルを成立させた。村内のイベントでも司会を務めている縁で就任。サポーターには「地域で出会いの相談に乗ってきた実績がある人」(村総務課)を選び、カフェオーナーや運送会社社長などが就いた。

 17日に委嘱状交付式とサポーター向け研修会があり、荒木さんは「『年齢が上がっても大丈夫』と思って結婚せず、いざ結婚したい時に相手が見つからない人が多い。結婚したい人にとっての水先案内人になってほしい」と呼びかけた。

 サポーターの木﨑均さん(64)は「世話好きで、お見合いのお手伝いをしてきた。出会いのサポートをしたい」と話した。(中島忠道)

引用元:https://kumanichi.com/articles/1210526

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