米政府、中国に説明責任を問う-貿易合意不履行でレモンド商務長官
Emma Kinery、Eric Martin米政府は中国がトランプ前政権下で成立した貿易合意に基づく購入目標を満たしていないことについて、中国に説明責任を問う方針だ。レモンド米商務長官が明らかにした。
レモンド氏は9日、「中国に説明責任を問う意向だ」とブルームバーグテレビジョンで発言。米通商代表部(USTR)のタイ代表が「こうした交渉の最中にある」と述べた。さらに、中国は「ルールに従っていない」と付け加え、中国政府が企業に補助金を支給していることで、米企業の競争力が抑制されていることを挙げた。
商務省のデータをブルームバーグ・ニュースが分析したところによると、中国はトランプ政権下でまとまった合意に基づく米国製品の購入目標のうち、3分の1余りを履行していない。中国による購入は2021年末までの2年間に、貿易合意の第1段階で公約した分の62.9%にとどまっている。
原題:
U.S. Will Make China Account for Trade-Deal Miss, Raimondo Says(抜粋)
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