【ライター講座体験記】 国語のテストで赤点経験のある私が、1500文字の記事をスラスラ書けるようになった理由

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前回の投稿で、約500文字の自己紹介をリライトして、1500文字程度に書き直しました。なぜ約3倍にも及ぶ文字量に書き直すことができたのか?

そこには、私が今年初めに受講したライター講座の学びが大きく関わっています。

■はじめに ~文章が苦手だった過去~

私は小さい頃から文章を書くことが苦手でした。
国語がずっと苦手科目の筆頭で、夏休みの宿題の作文も原稿用紙を埋めるのが精一杯な学生時代を送っていました。高校のテストで赤点を取ったことは、今でも忘れたくても忘れられない経験です。

就職して仕事で広告制作に携わり、キャッチコピーやWebページと深く関わるうちに文章に触れる機会が増えていきました。書くことが苦手で、センスがないから自分には向いていないと感じながらも、いつしか「人の心を動かす文章を自分自身で書きたい。」という気持ちが芽生えました。

その気持ちが次第に大きくなり、今年1月から【あなたのライターキャリア講座】というオンライン形式の講座に申し込んだのです。

■3か月の講座で学んだ、大切なこと

「文章を上手に書くテクニックを習得したい。」そんな期待を胸に抱き、講座に挑みました。

全10回の講座で、もちろん様々なテクニックを学べましたが、それ以上に大事なことに気づかされました。

それは、「記事を書く上での心構え」。

テクニックを身に付けることが、文章を上達させる一番の近道だ。そう思い込んでいた私にとって、その気づきは大きな衝撃でした。特に、

・読者を意識すること
・事前準備が大事

という2つの心構えは、今後の記事作成においてとても重要な発見となりました。

<読者を意識すること>
「ターゲットを意識するってことでしょ?そんなことは分かっている。」
読者を意識すると聞いて、受講前の私はこのように思ってました。現職で広告に携わっていることから、性年代や居住地・職業などのターゲット設定には慣れていたためです。しかし、記事を書く上での【読者を意識する】とはもっと奥深かったと、講座を通じて実感しました。

読者のターゲットだけでなく、ターゲットの【感情】を意識することが読みやすい文章を作る秘訣だったのです。ターゲットを設定した上で、そのターゲットの気持ちに響く表現を用いることができれば、記事の理解度が高くなるということでした。

<事前準備が大事>
文章が苦手な私は、執筆になるべく多くの時間を使うべきだと思い込んでしました。しかし、それは大きな間違いでした。

講座を受講していく中で、実は執筆する前の【事前準備】に作業時間の比重を置いたほうが良いことに気づきました。

記事のテーマを決めてすぐ執筆にかかるのでなく、そのテーマに沿った情報をひたすらピックアップしていきます。「多すぎるのでは?」と感じるくらい沢山の情報を集めたら、その中から情報の取捨選択をして記事の材料に充てるという方法です。

ただでさえ長文を書く時間がかかるのに、執筆前の準備に時間を割いてしまったら記事の完成に辿りつけるのだろうか。半信半疑になりながら、1500文字程度の記事を書く課題でその方法を試してみました。

情報のピックアップには時間がかかり、締め切り数日前で未だ執筆をスタートしていない状況。

不安な気持ちの中、集めた情報をもとに執筆に取り掛かったところ、不思議な感覚を味わいました。文章が思いつかず考えながら書き進めていた今までと打って変わって、スラスラと文章を書き進めることが出来たのです。その結果、今まで書いたこともなかった1500文字もの記事を、期日までに仕上げることが出来ました。

■手応えと将来への希望

プロが実践する「心構え」を取り入れることで、長文をスラスラと書くことが出来た。自身の成長が実感出来たことに喜びと感動を覚えました。
その後も締め切りに焦ることなく、できるだけ事前準備にウエイトを置いた作業バランスで記事を書きあげました。

心に余裕が生まれることで、一度書いた文章を冷静に見直すことが出来たことも、新たな発見でした。文章を見直しリライトすることで、より中身の濃い文章になるという好循環が生まれたのです。

今ではすっかり文章を書くことへの苦手意識が無くなりました。

■講座で身に付けた学びを、どのように活かしたいか

これからは1本でも多くの記事を書いて自身のライティングスキルを高めたいと考えています。

ランサーズやクラウドワークスなどの仕事依頼サイトには、初心者でも参加できる記事執筆の募集が数多くあることを知りました。腕試しのため、タスク案件やコンペにどんどんチャレンジをしようと思います。 

また、このnoteの記事投稿も執筆の場として活用していく予定です。
サッカー・料理・カメラ・旅行など、趣味の記事投稿で「自分が何者か」を知ってもらう発信を続けていきます。

■参考

あなたのライターキャリア講座
https://yosca.jp/school/career/

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