世界各国に輸出され人気を博している韓国産のイチゴ。ハウス栽培の韓国産イチゴの出荷最盛期はちょうどいま、冬の季節。韓国イチゴのおいしいこの冬の時期に韓国を訪れる方々に今回はK-イチゴを思う存分味わえるおすすめのスポットをご紹介したいと思います。
韓国有数のイチゴ産地で4年ぶりに全面開催されるイチゴ祭りから、さまざまなイチゴのデザートが味わえるイチゴのビュッフェ、英語などを母語とした外国人スタッフがたくさんいるイチゴ農園まで、冬の韓国のイチゴの世界へ、さあ一緒に旅立ちましょう！

2023論山イチゴ祭り

爽やかなイチゴの香りあふれるお祭りといえば、韓国の一大イチゴ産地・忠清南道（チュンチョナムド）論山（ノンサン）で行われる論山イチゴ祭り。
今年で25回目を迎える論山イチゴ祭りはコロナ禍の影響で3年連続中止に追い込まれていましたが、今年2023年、4年ぶりに会場に観光客を迎えての開催となりました。久しぶりの全面開催ということもあり、栽培農家によるイチゴの直販、イチゴ狩り体験、イチゴデザートカフェ運営などさまざまなプログラムが行われます。
その中でも論山市と陸軍航空学校が共同で行うヘリコプター搭乗体験イベントは今回初めて行われるプログラムで、今回のお祭りを通じて、イチゴの里であり、近年では国防大学校の移転や国防国家産業団地建設に第一歩を踏み出した国防の要としての論山の今の姿も来場する人々に広報していく予定です。

JWマリオット東大門スクエアソウル『ザ・ラウンジ』　’サロン・ド・イチゴ by JW’

様々な品種の韓国イチゴがここ一か所で味わえるのがここ、JWマリオット東大門スクエアソウル・ザ・ラウンジ。
ザ・ラウンジでは『サロン・ド・イチゴ by JW』と題して2022年12月2日から2023年4月30日までの期間限定で、シェフが厳選した四つの品種の韓国産イチゴをふんだんに使った甘くておいしいデザートやドリンクをご提供します。一般のイチゴと比べ2倍以上もの大きさを誇るキングスベリー、白みを帯びた淡いピンク色の万年雪（マンニョンソル）、竹の里・潭陽（タミャン）にある潭陽郡農業技術センターで開発された竹香（チュクヒャン）、ビタミンC豊富なビタベリーという蜂蜜のように糖度が高いプレミアムイチゴを使った最上級のイチゴビュッフェをお楽しみいただけます。

ソウルドラゴンシティ・ノボテルスイートアンバサダーソウル龍山　THE 26 ‘DDALKI STUDIO’

よりみずみずしく、より爽やかに。ソウルドラゴンシティ内にあるノボテルスイートアンバサダーソウル龍山・THE 26では品質がよいことで評判な韓国産イチゴ・雪香を忠清南道（チュンチョンナムド）論山（ノンサン）のイチゴ農園から直送し、新鮮な獲れたてイチゴを使って、さまざまなイチゴデザートをバイキングメニューのメインにしたデザートビュッフェを週末及び公休日限定で2022年12月17日から2023年4月16日まで「DDALKI STUDIO」と題して実施しています。
窓越しからはソウル中心部に聳える南山の素晴らしい風景が眺められ、クロワッサン・クレームブリュレなどあわせて25種類のイチゴデザートを味わえる時間は甘い憩いのひと時そのもの。このほかにも様々な海産物の蒸し物やユッケビビンバなどちょっとした韓国料理も味わうことができ、お腹もいっぱいになります。

グランドウォーカーヒルソウル ’ラブリーストロベリー’

韓国を代表するイチゴ・雪香（ソルヒャン）と愛らしいデザートがピンク色のコラボレーション！
グランドウォーカーヒルソウルでは、糖度が高く、みずみずしい雪香イチゴをふんだんに使ったデザートがお目見えします。カップルでお楽しみいただけるイチゴデザートセットではオーストラリア伝統の菓子・ラミントンケーキやベリーソースが絶妙な味わいを奏でるパンナコッタ、獲れたてイチゴを使ったイチゴクレープ、ベリー類をふんだんにトッピングしたベリーシャルロットなどすべてで12種類のデザートをお楽しみいただけます。このほか、単品メニューとしてイチゴピンス（氷水＝かき氷）・イチゴエードなどもあり、さまざまなイチゴデザートを満喫できます。

グランドハイアットソウル ’ストロベリー・フィールズ・アフタヌーンティー’

イチゴのほのかな香りあふれる午後のティータイムをソウルの都心で愉しむなら、ここがおすすめ！
首都ソウルの中心に聳える南山（ナムサン）の南麓にあるグランドハイアットソウルでは、1月から3月半ばまで韓国南部の名峰・智異山（チリサン）の麓に注ぐ陽の光を浴びで育った慶尚南道（キョンサンナムド）山清（サンチョン）産イチゴで作ったデザートが味わえるアフタヌーンティービュッフェをお楽しみ頂けます。
日照時間が長く糖度の高い山清のイチゴをふんだんに使い、サツマイモのムースたっぷりのイチゴスイートポテトオペラケーキやヨガ―イチゴムースなど、さまざまなイチゴデザートがアフタヌーンティーのトレイを埋め尽くします。しばし都会の雑踏から離れ、イチゴの甘酸っぱいデザートにコーヒー・紅茶で1時間半、憩いのティータイムを過ごしてみるのもいいかもしれません。

イチゴ体験農場・クラウドベリー

クラウドベリーは無農薬でイチゴを栽培するスマートファーム。韓国には数多くのイチゴ農園がありますが、この農園、ほかにはないユニークな特徴があることで有名な場所です。それは、このクラウドベリーのスタッフのうち、およそ12人が英語・フランス語・スペイン語・ドイツ語を母語とするグローバルスタッフが常駐していること。外国語でイチゴ狩りの手ほどきをしてくれるので、海外からの観光客の方々にも言葉の心配なくいちご狩りが楽しめ人気を博しています。また、クッキングクラスも行っており、ビニールハウスで収穫したイチゴを使ってイチゴケーキなどデザートを作ってお土産として持ち帰ることも可能。なおクラウドベリーは予約制なので、公式ホームページで必ず事前予約することをお忘れなく。

※上記の内容は2023年1月現在の情報です。今後変更されることがありますのでお出かけ前に必ずご確認ください。