本日はMemorial Day。 米国軍に所属中に亡くなった軍人を悼むための連邦祝日である。 Memorial Dayを会社指定の祝日にする企業も多いのではないだろうか。
Memorial Dayに限らず、様々な理由で会社の指定祝日に業務を行う従業員もいるかもしれない。
人手不足、給与高騰など、現在の米国の雇用マーケットは先行き不透明ゆえ、人材確保に苦労をしている企業も多い。 2020年末と2021年末を比較した際に、求人ポジション数の増加率が高かった州は以下である。
◦ ネバダ州:18%増 ◦ フロリダ州:17%増
昨日のブログにて「ポジション数の増加率のランキング」を紹介した。 同時期(2020年末と2021年末の比較)に雇用された人数のランキングは以下となる。
◦ カリフォルニア州:121万人 ◦ テキサス州:74.8万人
一昨日には「ポジション数の増加率のランキング」、昨日は「雇用人数のランキング」とランキング形式で情報をお伝えした。 今回は給与上昇率のランキングである。
比較対象は2020年末と2021年末と一昨日、昨日のブログ記事における比較と同じである。
今週は色々と雇用に関するランキングを紹介をしているが、その他雇用に関する興味深い数値がある。 COVID-19時含め、雇用者数の増加はレジャー・ホスピタリティ業界が牽引をしている場合が多い。
この業界の雇用者の増加数・増加率をみることで、経済状況や雇用マーケットのトレンドを知ることが出来る。
最新のJob Openings and Labor Turnover Survey (JOLTS)が発表された。 4月の求人数は1,140万件となり、3月の1,186万件から減少した。
US Labor Department(米国労働省)の発表によると、5月の米国での雇用実績は39万人増で、市場予想の32.8万人を上回った。 また5月の失業率は3.6%となり、4月と同水準であった。