二木芳人教授、菅首相の自宅療養者への体制作り発言に「今頃、こんなこと言っていちゃあ困る」

スポーツ報知
フジテレビ

 昭和大医学部の二木芳人客員教授が25日、フジテレビ系「バイキングMORE」(月~金曜・午前11時55分)にスタジオ生出演した。

 番組では、新型コロナウイルスの自宅療養者の体制づくりで菅義偉首相が24日に「国民の皆さまの命を守るために病床や臨時の医療施設の確保。自宅療養者の方々に連絡がつくようにすること、その体制。重症化を防ぐための中和抗体薬の使用の拡大、こうしたことは極めて大事であります」と述べたことを報じた。

 この発言に二木氏は「今頃、こんなこと言っていちゃあ困るわけです」と断じ「こういうふうになることを想定して、場合によっては2か月ぐらい前から準備しておく」と指摘した。

 さらに自宅で重症化している感染者について「入院した方がいいんじゃないかっていう人たちこそ、きちんと管理して入院していただく。それが整っていないわけですから、今から重要であります。整えますといっても遅いわけです。まさに後手に回っている」と指摘していた。

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