完了しました
秋が深まる山形市の中心市街地を駆け抜ける「第10回記念大会山形まるごとマラソン」が1日、同市落合町の市総合スポーツセンターを発着点に開かれた。県内外から約4800人が出場し、ハーフ、5キロ、3キロの3コースで健脚を競った。
新型コロナウイルス禍での制限が緩和されたことから、エントリー人数は昨年より約1800人増加。ハーフのゲストランナーとして、箱根駅伝で活躍した柏原竜二さんと、北京五輪陸上女子5000メートルに出場した小林祐梨子さんが参加した。
この日は秋晴れの下、ハーフのランナーたちは霞城公園や文翔館などの名所や、馬見ヶ崎川沿いからの自然の眺めを楽しみながら力走。コース途中に用意されたのし梅やそばなどを味わいながら市内を駆け抜けた。
宮城県気仙沼市のデザイナー男性(26)は「道中でシャインマスカットなどをもらえて、山形を楽しめた。来年も参加し、今年よりもタイムを縮めたい」と話した。