美貌とファッションセンス、ボランティア精神、そして優れたビジネス才覚までも持ち併せた世界の憧れプリンセスをご紹介。美しき母のDNAを引き継いだ娘たちにも注目。
”世界で最も美しい王室”ともいわれるスウェーデン王室。現国王カール16世グスタフの長女で、現在王位継承権第1位なのが、ヴィクトリア王太子(後列右)。イェール大学で政治学を学び、卒業後は国連や軍で手腕をふるった才女。妹のマデレーン妃(後列右から2番目)や義妹のソフィア妃(前列左)など、美貌では妹たちがメディアに取り上げられることが多いなか、ヴィクトリア妃はその思想やスタイルにおいて、ヨーロッパの若いプリンセスたちの絶大なる信頼を得る、いわば姉御的存在。
マデレーン王女の結婚式にて。夫のダニエル王子とエステル王女と。ダニエル王子はなんと、ヴィクトリア王太子の元トレーナー。7年越しの大恋愛を経て、現在は公私ともにヴィクトリア王太子を支えるよきパートナー。
甥っ子でソフィア妃の息子、アレキサンダー王子の先礼式では、清楚なピンクのレースニットでフェミニンに。エステル王女とのカラーリンクも美しい。
ヴィクトリア王太子が王位を継承すれば、1700年代以来、初めての女王誕生となるスウェーデン。公務でも、ストライプ×幾何学柄をミックスするなど、北欧スタイルはお手のもの。子供たちのための慈善団体基金や、慢性疾患の子どもたちへのレクリエーション活動など、ボランティアにも積極的。
天使のように可愛いと世界中で話題なのが、ヴィクトリア王太子の長女で4歳になるエステル王女。王位継承権は、ヴィクトリア王太子に次いで2位。元気でおちゃめな魅力を振りまき、世界中を癒しまくるその姿はエンジェルそのもの。
カタール国王のモーザ妃は、第2夫人だけれど働く首長妃として世界中を飛び回る事実上のファーストレディ。7人の子どもをもつ50代ながら、その洗練された美貌とスタイルで魅了し、「彼女こそ華やかで洗練された王族のファッション」と世界中のメディアに言わしめるほど。イギリス訪問中、エリザベス女王と会見した際には、オリエンタルな深紅のシルクドレスでその存在感を見せつけた。
ドーハに住む彼女は、クチュールルックを中東イスラム教の厳しい戒律に合うようにカスタムすることで有名。この「シャネル」ジャケットも、彼女がカスタムしたもの。
スペインの公式行事には、「シャネル」のオートクチュールドレスで登場。
「シャネル」のほかにも、「エルメス」や「ジャンポール・ゴルチエ」、「ジャンバティスタ ヴァリ」などのトップメゾンのウェアもカスタム。ジャクリーヌ・ケネディ以来の、影響力のあるファッショニスタと称されている。ターバンを常に着用しているのも、イスラム教国というお国柄。
このドレスは、「ヴァレンティノ」のドレスをカスタムしたもの。モーザ妃はフェミニズム運動にも積極的で、カタールの女性の投票権獲得や運転免許解禁は彼女の功績。2007年のフォーブス誌『世界で最もパワフルな女性100人』、ロンドンタイムズ誌『中東で最も影響力のあるビジネスリーダー25人』にも選出された。
パレスチナ人の医者の娘としてクウェートで生まれたラーニア妃は、カイロのアメリカン大学を卒業後、アンマンのシティバンクに勤務していた際に皇太子に見初められ王室入り。美貌はもちろん、頭脳明晰で通称”中東一の才媛”。ユニセフや国連財団のような多くの影響力のある組織の理事会で働き、SNSを使って、教育、健康、子供などの慈善事業を促進。シフォンブラウス×レザータイトスカートといったキャリアスタイルもお似合い!
2015年のヨルダン独立70周年式典には、ヨルダンのファッションデザインナー、「HAMA FASHION」のドレスを着用。ナタリー・ポートマン似の美貌に映える、伝統的なオリエンタル柄が印象的。
イスラム文化と最先端モードをうまく折衷したプリンセススタイルが常に注目の的。イスラム系デザイナーはもちろん、ときに「プロエンザ スクーラー」などのニューヨークデザイナーの服を着こなすことも。ユニセフ親善大使としても活躍するラーニア王妃は教育にも熱心。「貧困から逃れるために、健康的な生活を送るために、希望をもつために――教育は命綱です」と語る妃は、ヨルダンの子どもたちのために絵本を出版し、その収益はすべてボランティアにあてたとか。これぞ、プリンセスの鑑!
娘のイマン王女も”美しすぎる王女”として話題に。アメリカ・ワシントンD.C.のジョージアタウン大学に留学中のイマン王女が、これから公務にどんどん顔を出してくれることが待ち遠しい。
オランダ王妃のマキシマ妃は、ブエノスアイレス生まれ。HSBCジェームズ・キャペル・インクやドイツ銀行で働いていた彼女は、スペイン・セビリア島のパーティでアレキサンダー皇太子と出合い、皇太子がひと目惚れして大恋愛に。ラテンの血をひく明るい性格と、最先端モードを着こなすファッションセンスが、マキシマ王妃の魅力。「エトロ」のオリエンタル柄ペザントドレスもキャラクターにぴったり。
オランダ語とスペイン語、英語を巧みに操るトリリンガル。語学力はもちろん、彼女の魅力は、クラシックなものと最先端のモードをうまく組み合わせるファッションセンス。
キャサリン妃同様、ハイ&ローをミックスした等身大のおしゃれが人気のマキシマ王妃。このブラウスは「COS」のもの。
デンマークのフレデリク王太子の妃、メアリー妃は、キャサリン妃同様、庶民出身。スコットランド系の両親をもち、オーストラリアで生まれ育った彼女は、2003年のシドニー五輪の際にフレデリク皇太子とシドニーのパブで出合い意気投合。等身大のファッションで国民からも絶大な支持が。娘で王位継承第2位のイザベラ王女と。
実用的なプリンセスと呼ばれるメアリー妃は、公務でもデンマークブランドを愛用。「Jesper Høvring」の深紅のドレスを着用したメアリー妃。 コペンハーゲン ファッションウィークへの支援をはじめ、デンマークブランドを国内外にアピールすることにも積極的。
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