「静岡マラソン」来年3月10日に5年ぶりの開催決定

毎年、1万人を超えるランナーが参加していた静岡市内を走る「静岡マラソン」が、来年3月10日に、5年ぶりに開催されることが決まりました。

静岡マラソンは、2014年から、毎年、春に行われ、静岡市内の徳川家康ゆかりの地や、富士山が見える場所を巡るフルマラソンが人気で、毎年1万人を超えるランナーが参加していましたが、新型コロナの影響や、警備の人件費高騰などの理由で、2019年を最後に開催が見送られてきました。
しかし、ことしに入り、コロナの制限がなくなり、予算確保の見通しが立ったことなどから、開催の方向となっていました。
そして9日午後、静岡市役所で実行委員会の総会が開かれ、来年3月10日に、5年ぶりに静岡マラソンを実施することが決まりました。
大会は、フルマラソンと11キロあまりを走る「ファンラン」の2つの部門に分かれ、定員は、フルマラソンが1万2000人、ファンランは1200人となっていて、ことし10月から参加申し込み可能だということです。
実行委員会の岸田裕之委員長は「5年ぶりの大会となるが、静岡市民はもちろん市外、県外、国外からも参加してもらい、歴史の町、静岡のアピールをして、盛り上げていきたい」と話していました。