パートナーが自分以外の人とキスしたら浮気？セーフ？　恋愛における“浮気のボーダーライン”

誰しも一度は「キスは浮気に入るか否か」という議論を友達やパートナーと交わしたことがあるはず。もちろん人間関係やパーソナリティ、シチュエーションによってさまざまな意見があるので答えはひとつじゃないけれど、US版「SEVENTEEN」のアンケートによると70％の人が「キスは浮気」と考えているそう。

「キスは浮気」派が過半数以上を占めていたとはいえ、大切なのはパートナーとの“関係性”。あるカップルの決めたルールが、ほかのカップルにとってはありえないものだったとしても問題はなし。 自分とパートナーで一緒に設定したガイドラインが機能していて、ふたりの間でオープンな対話が保たれている限りは、他人の意見に振り回される必要はないのだから。

もし自分とパートナーとの間で「キスは浮気じゃない」という結論に至ったのなら、それはすばらしいこと。だけどパートナーが「キスは浮気」と考えているのなら、何としてでもパートナーのために唇を守り抜くべき。とにかくオープンに対話することが最も重要！　もしもパートナーが自分と違う意見をもっていたら、責めずに話し合い、対話を続けて。また「キスは浮気じゃない」と一度決めたとしても、それに耐えられなくなった場合はすぐに打ち明けること。お互いを尊敬し、ベストな答えを導き出すことこそが恋愛の素敵なポイント。

“すべてのキスは同じじゃない”ということも覚えておきたい。ゲームやジョークとして許容できることもあるかもしれないけれど、 恋愛対象として魅力を感じてキスをしたのであれば、それは大事な一線を越えているかも。「こんな場合のキスはOK」「この場所、この時間のキスはNG」など、ボーダーラインとなるキスのシチュエーションをあらかじめパートナーと話し合っておくのも、トラブルを回避する手段のひとつ。

また、キスには文化的な背景があることもお忘れなく。挨拶をするときに頬にキスをする人もいれば、唇にキスをする人もいるかもしれない。もし自分のパートナーがキスに関する文化や慣習のなかで育ったのならば、意見は伝えつつ、最終的には受け入れる準備をしておくことも大切。

すべてのカップルには、彼らの意見を自由にもつ権利がある。「キスは浮気に入るか否か」という質問に明確な答えはないけれど、現状ほとんどの人が「キスは浮気」と考えている様子。もし「キスは浮気じゃない」と考えていてパートナー以外の人とキスしたいと思うなら、行動する前にパートナーとそのことについて対話してみて。なぜならパートナーは、そのキスに対してまったく違う捉え方をする可能性があるから。