ドージャ・キャットの脱げちゃいそうなドレスから レディー・ガガの卵カプセルまで、物議を醸したセレブのグラミー賞での衣装をプレイバック。
2024年2月5日に開催される第66回グラミー賞授賞式。普段から大胆なコスチュームでステージに立っている歌姫たちだけに、授賞式の装いは百花繚乱。中には咲き方を間違えてしまう人も少なくない。そこで、これまでの歴代やらかし衣装をプレイバック! 露出の高さで世間を騒がせた大胆な一着から「何かに似てる……」とネットを賑わせたコスチュームまで物議を醸した「やらかしドレス」を振り返りたい。
>>グラミー賞2023を沸かせた、露出度高め&奇抜なドレスルックを総覧
2023年のワーストドレッサーという呼び声も高い大御所シンガー、シャナイア・トゥエイン。「牛なの?」「101匹わんちゃんなの?」という声が殺到した。厳密に言うと水玉である。ちなみにドレス同様帽子も酷評。ドクター・スースの絵本「The Cat in the Hat」(ググってみて!)みたいだと言い出す人が続出。
セレーナ・ゴメスとの交際で注目を集めるベニー・ブランコはこんなキュートなチュニックでレッドカーペットに登場。お花の刺繍とハーフパンツがなんとも牧歌的。セレーナの恋人となった今、ファッションセンスに磨きがかかることに期待したいところ。とはいえこのほのぼのムードがセレーナのハートを射止めた可能性を考えると変わってほしくない気も。
反対にエッジの効きすぎで物議を醸していたのがハリー・スタイルズ。ラインストーンのジャンプスーツはベストドレッサーだと賞賛される一方で、ピエロのようだと戸惑うファンも。賛否両論あったけれど、ハリーにしか着こなせないアイテムだったのは間違いなし。
俳優でシンガーのアマンダ・グリーンはストライプのスーツにストライプのシャツを合わせて現れた。目に痛いほど鮮やかで。テレビ放送終了後のカラーバーが現れたのかと言い出す人が世界中で続出。ちなみにあのカラーバーはほぼ全世界共通である。
ミュージシャンでバイオリニストのイゾルデ・フェアは「モーツァルト」と書かれたビスチェで登場、彼女を知らない人を戸惑わせていた。実は彼女、このビスチェが普段からお気に入り。さらにベートーベンの顔がお腹に描かれたタンクトップや、バッハの肖像画付きのトップスを日常的に着ていることで知られる。きっとこのビスチェは彼女のワードローブの中では普通の部類。
女優でプロデューサー、作家としても活躍しているアリーシャ・ギャディス。才能豊かなのに、ドレス選びはちょっと失敗。「かわいいけれどやりすぎ」と酷評された。
ただ、お花が少なければいいというわけではないのがドレス選びの難しいところ。カミラ・カベロはバストトップにお花が咲いているブラトップで登場。妙な生々しさにファンからですら目のやり場に困るという声が上がった。
今年の授賞式に登場したリアリティセレブのブラック・チャイナ。ショーガールとゴシックファッションを混ぜた結果、羽の塊になってしまったよう。顔はめパネルのようなルックスに「苦しそう……」というコメントがSNSに浮上した。
シンガーのデンシアは首回りのお皿で視線を独占。ある一定以上の年齢の日本人なら知っているエリマキトカゲを彷彿とさせる。
ファーがあしらわれたケモノ風ドレスに、これまたケモノ感漂う長いネイルで登場したシンガーソングライターのヨラ。ゴージャスなドレープには「お屋敷のカーテン?」という声も。
アリアナ・グランデの親友で「thank u, next」でもコラボしていたテイラー・パークス。恐竜のようなボディスーツに真面目な表情がなんともミスマッチ。
おしゃれなときもあれば、ファンからも「イマイチ……」とがっかりした声が上がることもあるジャスティン・ビーバー。このときはハズレだったよう。オーバーサイズのジャケットがあまりにも大きすぎ「ジャスティンが縮んだ!」と勘違いするファンが続出。
プロデューサーで大御所クラブDJのグランドマスター・フラッシュ。この装いには「脱力しすぎ」という批判が殺到。アスレジャーはすっかり定着したとはいえ、レッドカーペットではNGということを証明してくれた。
エッジの効いたファッションでお馴染みのドージャ・キャット。グラミー賞史上、最深とも言えるネックラインに「脱げてしまうのでは?」と心配するファンも。
ドージャと並んでこの年マスコミを騒がせたのはインディーポップ界の歌姫フィービー・ブリジャーズ。「人体模型のようだ」とうコメントがSNSに殺到した。メキシコの覆面レスラーで「ドクロ仮面」という異名を持つラ・パルカかと思った人もいるとか。センスはともかくフィッティングだけは完璧。腕骨は腕のラインにぴったりあってるし、脚の骨はきちんと靴の上で終わっている。
ラテントラップ界を代表するバッド・バニー。この年、最優秀ラテンポップ&アーバンアルバム賞を受賞した。シュレックのようなこのキャップをかぶったままステージに登場、ファンを呆れさせた。
ホテルのベルボーイがいるよ! とファンを騒がせたタイラー・ザ・クリエイター。「スーツケースの中にはテイラー・スウィフトが入っている」(*)とからかう声も上がった。ちなみに中にはもちろんテイラーではなく、ポロシャツ(!)など会場内で着る衣装が入っていた。
(*テイラーは2017年、パパラッチの目を避けるためスーツケースに入って家から運び出してもらっていたという噂が流れたことがある)
「ヴィクトリアズ・シークレット」のエンジェルとして一世を風靡したアレッサンドラ・アンブロジオ。個性的な縦割りドレスでファンを戸惑わせた。色や柄のミックスならまだしもドレスとショートパンツを混ぜるのはスーパーモデルでも難しいもよう。
キワどいドレスを選ぶことでは定評のあるシンガーソングライターのジョイ・ヴィラ。この年の11月に行われる中間選挙に向けてトランプ大統領を応援するドレスで登場、政治的な意味でもファッション的な意味でも酷評された。ちなみにジョイは2017年、トランプ大統領の就任直後に開催されたグラミー賞授賞式でも大統領を支持するドレスを着て大バッシングを浴びた。
いつもは見せすぎなのに、この年はなぜか露出度低めのコスチュームで登場したカイリー・ジェンナー。ファンですら「手に付けてるのは食器を洗うときのグローブ?」と反応。
第66回グラミー賞授賞式の事件簿! 初グラミーのマイリー・サイラスなど
グラミー賞2024を盛り上げた仰天ドレス27! 裸に近い“ネイキッドドレス”など大胆ドレスが集結
マドンナの激変ぶりに「誰?」の声が殺到……グラミー賞2023でのマドンナに「顔が変わりすぎ」と物議
2023年グラミー賞、セレブのド派手ドレス合戦
【2022年】眉上×短め前髪がトレンドに! セレブのベビーバングス(マイクロフリンジ)図鑑
グラミー賞2022年のビューティクイーンは誰!? 豪華セレブのヘアメイクBEST16
グラミー賞授賞式でのBTS(防弾少年団)を大追跡♡ 豪華セレブとのレアショットも
2022年注目のポップスタ―!オリヴィア・ロドリゴのファッション&ビューティ遍歴
2022年第64回グラミー賞授賞式から直送!来場セレブの衣装や着用ブランドを総覧
メーガン・ジー・スタリオンとビヨンセ、グラミー賞ラップソング賞を授賞「コロナ禍では音楽が助けに」
テイラー・スウィフト、グラミー賞授賞スピーチでジョー・アルウィンに感謝
全米俳優組合、授賞式の日取りを巡ってグラミー賞にクレーム 「私たちの方が先に決めてたのに!