妙に気になる!? アメリカのシュールで不思議な観光スポット15

「ルート66（国道66号線）」はそれ自体がアイコニックな存在だが、テキサス州のアマリロ郊外にあるこの「キャデラック・ランチ」と呼ばれるパブリックアートインスタレーションも、立ち寄る価値がある。

地面に突き刺さった10台のキャデラックが並んでおり、ほとんどの部品が取り除かれ、何度もスプレーで落書きされている姿は、実にシュールで不思議な光景。

シュールでシックなプラダ・マーファは、テキサス州の砂漠のど真ん中にポツンと立っている。「プラダ」の店舗を模しているが実はアートイスタレーションで、毎年大勢の観光客が訪れている。ぜひ写真を撮りたいスポット。

大好きなお菓子の大好きなフレーバーが販売中止になると非常に残念な気持ちになるが、アイスクリームもその例外ではない。

「ベン＆ジェリーズ」は、バーモント州ウォーターベリーの工場の裏に、販売中止になったフレーバーを追悼するための墓地を所有している。

フルーツでおなじみの「ドール」は、世界最大と認定された“パイナップルガーデン迷路”をハワイに所有している。

甘い香りに包まれた、3エーカー（約12000平方メートル）、全長約4キロメートルもの広さを誇るこの迷路には、秘密のチェックポイントや写真スポットがたくさん。入場前には無料アプリのダウンロードをお忘れなく。

ピエロ恐怖症でなくてもピエロ恐怖症になってしまいそうな、ネバダ州にある有名なモーテル。中もピエロだらけなので、訪れる際には覚悟が必要になりそう。

ベテラン俳優であり、ミームの常連でもあるニコラス・ケイジは、2010年に彼の個性と同じくらいユニークな買い物をしている。

ニューオーリンズにあるこのピラミッド形の墓が、彼の出演作『ナショナル・トレジャー』にちなんだものであろうと、単に将来の安息の地であろうと、私たちはその目的を知る由もない――。

サウスダコタ州ミッチェルにある「コーンパレス」と呼ばれるここは、文字通りとうもろこしの宮殿のこと。

色とりどりのとうもろこしで作られた装飾や壁画を見るために、年間およそ50万人もの観光客が訪れるという。

しばしば「ミステリー・ミート（謎の肉）」とも呼ばれるスパム。その起源や会社の歴史、世界文化における位置付けなどを知りたいと思ったことがあるなら、ミネソタ州オースティンのスパム博物館を訪れ、すべてを解明してみよう（しかも入場無料！）。

カリフォルニアのサン・ルイス・オビスポには、一面がチューインガムで覆われた全長70フィート（約21メートル）の路地がある。独特の雰囲気を味わいたいなら、足を運んでみよう。

ナショナル・マスタード・ミュージアムを設立したバリー・レベンソンはかつて、ウィスコンシン州司法次官補だった。大好きな野球チームであるボストン・レッドソックスがワールドシリーズで敗退した後に、食料品店をぶらついていたところ、マスタードが彼に“声をかけてきた”という逸話がある。

今では、ウィスコンシン州ミドルトンにある同ミュージアムで、6100本近くのマスタードコレクションを見ることができる。

全米に3つ（フロリダ、ケンタッキー、テキサス）あるダイナソーワールドは、『ジュラシック・パーク』シリーズよりかなり怖さは控えめながら、同じくらいエキサイティングと言える場所かも。

3カ所のパークそれぞれに、数々のインタラクティブな展示物や先史時代の遺物、何百体もの実物大の恐竜の模型が設置されている。

イギリスには先史時代の遺跡「ストーンヘンジ」があるが、アメリカには、シルバーの車でストーンヘンジを模した実物大のレプリカ「カーヘンジ」がある。

ネブラスカ州を訪れた際には寄ってみる価値のある、印象的なアートインスタレーションだ。

ウィジャ盤（西洋版こっくりさん）を使って、死者に問いを投げかけたことはあるだろうか……？

おそらく、この遊びそのものよりも不気味なのは、2007年に発見されたゲームの創始者イライジャ・ボンドの墓石だろう。この墓は、ボルチモアの墓地に今もひっそりと佇んでいる。

カリフォルニア州サンノゼにあるウィンチェスター・ミステリー・ハウスは、1886年から1922年まで建設され続け、現存する最も高価な邸宅のひとつとなっている。

2万平方フィート（約1800平方メートル）の敷地と160もの部屋、6つのキッチンがあり、現在の推定価格は7100万ドル（約104億円）とされている。さらには、数え切れないほどの霊が住んでいるという噂も……。

1881年に建設された象のルーシーは、アメリカ最古のロードサイドアトラクションとして知られているスポット。

6 階建てで、ニュージャージー州マーゲートの国定歴史建造物に指定されており、無料で見学することができる。