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石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」ジャパンフーズ(2599) 2014/03/18

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        石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」
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            ◆Contents◆

  ◇銘柄研究 ジャパンフーズ(2599)
  ◇コラム 我慢の時は、自分のミニマックス・リグレット基準に従う

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◇銘柄研究 ジャパンフーズ(2599)

 本日は、1976年(昭和51年)に伊藤忠商事の全額出資で清涼飲料水受託製造事業会社として設立され、大手飲料メーカーから依頼を受けて清涼飲料水製造を行っている、ジャパンフーズを研究銘柄として取り上げます。なお、2013年3月末時点の伊藤忠商事の出資シェアは34.2%です。

 ジャパンフーズの主要取引先は以下のような企業です。

アサヒ飲料
伊藤園
花王
キリンビバレッジ
サントリー食品インターナショナル
ハウスウェルネスフーズ

 2013年3月期のジャパンフーズの売上高に占めるシェア上位3社は、アサヒ飲料(売上高の25.3%)、キリンビバレッジ(同20.6%)、伊藤園(同15.9%)です。上位3社で売上高の61.8%を占めています。

 電子記録債権13.2億円+売掛金49.4億円の内訳を確認すると、上位の3社の他に、サントリー食品インターナショナル、サントリー酒類と、サントリー系の企業への売掛債権の金額も大きいです。日本における飲料メーカーの上位5社は第1位コカ・コーラ、第2位サントリー、第3位伊藤園、第4位キリン、第5位アサヒとなっています。

 ジャパンフーズは、コカ・コーラ以外の上位飲料メーカーの、中核企業や関連企業から清涼飲料水受託を受けていることになります。

 ジャパンフーズの前身は、日本飲料という首都圏4県をテリトリーとしたペプシコーラのボトラー会社でした。ジャパンフーズは、その日本飲料の3工場の内、昭和49年に稼働し当時東洋一の新鋭工場と云われた千葉工場とその社員を引継ぎ、その後、ペプシ製品の充填だけでなく複数の飲料メーカーの受託製造専業として活動を開始しました。

 ジャパンフーズは、清涼飲料メーカー向け清涼飲料等の受託製造専業、いわゆるアウトソーシング企業です(ジャパンフーズでは、このアウトソーシング企業を「アウトソーサー」と名づけています)。

 本日の研究銘柄としてジャパンフーズを選んだ理由をまず説明します。

1.ジャパンフーズは低PERかつ低PBRであり、株価が割安だと考えられること。

 3月14日の終値は1268円です。

 2014年3月期の一株利益の予想額は147.21円です。
 PERは8.6倍です。

 2013年12月末時点の一株純資産は1540.34円です。
 PBRは0.82倍です。

2.ジャパンフーズの2014年3月期第3四半期の業績は、売上高で前年同期比0.1%の増収であり、経常利益で前期比59.1%、純利益で前期比58.0%の増益と好調であり、ジャパンフーズの2014年3月期の業績予想は妥当な水準だと考えられるにも関わらず、投資環境の悪化のためか株価が大きく下げてきていること。

 ジャパンフーズの2014年3月期第3四半期の一株利益の実績は156.02円です。

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