八国山だより

ノーサイレントマジョリティ!ごまめの歯ぎしりといえど、おかしいと思うことはおかしいと自分の意思を発信しなければ

環境汚染の可能性ある、アレバ社のシステム、なぜ追究がない

2011-05-23 06:37:50 | 未分類
 他の人の言及がないのでこちら(ブログ)にも(ツィートしたが他からの反応がなかった)。

 東電がアレバ社と契約した原発汚染処理システムについて、細野補佐官や保安院は詳細について知らない様子。ツィッターでもそれに関するつぶやきは聞こえてくるが、4月25日付Forbes誌が指摘している環境汚染の可能性について言及している人があまり見られないようである。
French System For Cleaning Fukushima Water Blamed For Leukemia, Polluted Beaches In Europe(福島の原発汚染処理のフランスのシステム、ヨーロッパで白血病、海洋汚染)。

 このような環境汚染、人体への影響に加えてこのシステムは高価である。ニュースが流れた頃から1トン2億円がかかるとか言われていた。現在汚染水が7万トンだとすれば14兆円、そして汚染水は現在も排出され続けている。水による冷却が続く限り永遠に費用が発生し続け、当然一私企業で負担できるはずもなく国(国民)の負担となって日本が潰れる可能性もある。

 最近になってようやく日経でも記事になった(原発汚染水処理能力、アレバの20倍 金沢大が粉末毎時1000トン、東電に採用働き掛け 2011/5/22 23:47)が、この報はすでに4月22日付けのウォールストリート日本版に「化学者が『福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発』」として伝えられている。

 詳細も知らない危険で、なおかつ日本の破産を招くようななシステムではなくこの金沢大が開発したシステムを採用するべきではないか。原子炉の安定的冷温停止に向けた作業を加速するためにもその方が適切である。そのためにもまずアレバ社のシステムの安全性の検証を優先するべきではないのか。


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